JBCF 石川ロード

【7/17(日)】

JBCF 石川サイクルロードレース

場所 福島県石川町

天気 晴

距離 13.6km×4=54.4km

リザルト 7位

 

前半シーズンの目標としていた、全日本選手権が延期となってしまったので、全日本に向けての練習がどれだけ通用するのかを確認することが今レースの1番の目的だった。

 

今週の水曜日には、当直で睡眠1時間ほどだったけどかなり良い数値で走れ、3時間40分くらいの練習でTSS300近く。これはしっかり睡眠とって準備したら十分に戦えると思った。だから弱くなる怖さはあったものの完全に疲労を抜いて臨むべく、木曜日のインターバルをやめてLT走のみにして、残り2日は調整と刺激入れだけして臨んだ。

 

当日も足の調子は悪くなく、アップもしっかり心拍を上げて(のつもりだった)終了。

今回は針谷メカに帯同いただき、機材面でも気持ちの面でも余裕を持って臨むことができた。

出走サインして、スタートへ行くものの…

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前のクラスタで大きな落車がありその対応でスタート見送り。外は暑さもあったし日陰で待機することにした。時間にして1時間ほど。

スタート10分ほど前にレース時間のアナウンスがあったので、1〜2分ほど心拍を上げてスタート地点へ。

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スタート後はある程度ペースが上がり、一列棒状。金子選手のアタックに植竹選手がしっかり反応していくのを後ろから見ていた。

そのうちに右カーブから少し登るところで金子選手がかなり強力なアタック。反応するのに精一杯だったけど、周りを見ると他の選手がいないように見えたので、このまま行きたかったが、下りでペース下がる&自分も引けなくてすぐ後ろに追いつかれて振り出し。そこで一気に足が終わってそこから集団の後ろに下がってしまい、本格的な登りが始まったところで本格的にドロップ…。

 

後ろには人がいないし、前も追いつかない感じ。加えて、全く体が動かない…。救いは少しずつ集団から人がこぼれてきて前に人が見えていたこと。

1周目の途中で2人を吸収し、3人の集団を形成して走る。

このときは平地でもスピード遅いのにきつくて今日は完走が厳しいかと思った。

 

ただ、2周目途中から急に体が動くようになって前を追い始める。

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暑さもあり、酸欠で体もキツかったけれども、沿道から力強い応援をいただき、力になりました。ありがとうございます🙇‍♀️

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木曜日から土曜日まで3日も回復にあてていてこのままレースを終えたら本当に弱くなると思い、TTしている感じで踏んでいくと前とそんなに開いてないと聞かされる。

本気で3周目でタイムアウトになると思ってたので補給も取らず、ボトルがほぼ空になってしまい、4周目は若干脱水気味になりタイムが落ちるがなんとか完走。

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ラップを見てみると、2〜3周目の、3位集団とのタイム差は30秒程度。集団でローテ回していることを考えると、1周目の登りで離れなければ3位集団についていけてた可能性があると考えると悔しい。

 

レース直後は練習でしっかりできていたことがなぜできないのか、と失望してしまい、ショックだったが次に繋げるべくすぐにデータアップしてフィードバックをもらう。

そこで出てきたのが

①アップの仕方、レース遅延となった際の過ごし方が悪い

②レッドゾーンに入れないこと

 

①今回はレーススタートが遅れたので、その空白の時間をどのように過ごしたか、が重要だと感じた。自分は外に出ると消耗すると感じて日陰でストレッチをしながら待機していた。その後もあまり体を動かすことなくレースを走り、開始5分で1分超えのアタックに反応している。

ここで酸欠になり体が動かなくなってしまっている。データとしても、1周目の4kmの登りは2,3周目の登りより数値が30Wほど落ちており、全く体が反応できていなかったことが伺えるとのこと。

今日色んな方から、呼吸がかなり苦しそうだったと言われたけど理由は酸欠だったらしい。

②自分の限界を感覚でわかる、ということ。

今日のレースでも右カーブからのアタックは自分の限界を超えており、ついて行ってはいけないアタックだった。それを感じることができないこと。一度レッドゾーンに入るとかなり数値を落として走っても心拍が上がり続ける。アタック単体では時間も短いのでそこまで心拍も上がらないし、なんとかなるものの、そこから心拍が下げる能力が低いで上がり続け、そのまま登りに入られると踏んでる数値自体が低いのに心拍がmaxになってしまい、ちぎれる。振り返るとすべてのレースでそうなっている。毎レース最初の1周目でちぎれる理由はそこにある。

ここにはアップの仕方も関係してくると思うので、自分の限界値を身体で覚えること、アップの仕方を改善することを2軸に改善していきたい。

 

なかなか厳しいレースが続いていますが、諦めずに表彰台に立てる日に向かって練習していきますので、引き続き応援のほど宜しくお願いします🙇‍♀️

 

photo by Kensaku Sakai